中国の日本人学校で祈りある教育を!

愛知県  三井 加奈子(仮名・26才)さん




出典:体験集「飛田給」平成26年4月号


愛情のある教えに感謝

 今回の練成会の参加するまでは、私は神様とは無縁の世界に、生きていました。『生命の實相』※1を読んで、“人は皆神の子”であるという教えに感動して、今回の参加を決意しました。
 今回私にとって、何より有難かったのは、道場員さんや講師の方々と、寝食を共にさせていただく中で、皆さんが日々どのような心持ちで、どのようにお祈りされてなど、神様との向き合い方を、直接教えて下さったことです。
 朝起きた時に、「今日も明るく楽しい一日が始まります。神様、今日もどうかお導き下さい」と唱える。「シンプルなことでも継続することで、変化が起きるのよ」と教えて頂きました。私のために言って下さった、心からの言葉が大変嬉しかったです。職員の方は、皆さん愛と智慧にあふれていて、まるで娘に接するように、愛情込めて教えて下さったことに感謝致します。

父母や先祖に感謝出来ました

 私は四月から、日本人学校の教師として中国に行くことになりますが、心に不安を抱えた自分が、子供たちの先生として、果たしてやっていけるだろうかとの思いがありました。表現することが苦手で、どうしても国語の先生が務まるだろうかという思いを胸に、練成会※2に来ました。
 でも神様は、その人に超えられない試練を与えることはないと教わりました。
生徒は神の子なのだと実相を観て、私自身は我を捨て去り、「どうか神様、私を御心のままにお使い下さい」という心持ちでいることが、大切なのだと学びました。今までずっと悩み心を、ぐっと掴んで離さない自分でしたが、初めてこの悩みを手放して流していけると思いました。
 さらに数々のイベントに、参加でき、とても良い経験になりました。「浄心行」※3では父母のみならず、先祖という見えなくても尊い繋がりで、結ばれている存在に感謝することが出来ました。

中国の日本人学校で希望を持って臨みます

 多摩・武蔵野陵参拝では、国民を我が子のように、思われる人徳あふれる天皇陛下を、象徴する日本の国民として生まれて良かったと思うと同時に、これから中国で出会う日本人生徒に、日本の素晴らしさをもっと伝えたい強く思いましました。
 この練成会を通して、これからまだまだ学ぶべきことが、沢山あることを実感しました。中国にも「神想観」※4のCDや、講師からおすすめされた本を持っていって、さらに学びを深めていきたいと思います。道場の皆さんと、縁あって出会った同室の信徒さんのおかげで、希望を持って新しい仕事に、臨むことができます。ありがとうございました。

(用語説明)

生命の實相※1 = 生長の家の聖典
練成会※2 = 合宿形式で生長の家の教えを学び、実践するところ
浄心行※3 = 過去の悪想念、悪感情(恨み、憎しみ等)の一切を浄化する宗教的行
神想観※4 = 生長の家の座禅的瞑想法



※体験者の年代表記は体験当時の年代となります。